人生会議

「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」という言葉を聞いたことがありますか?

最後はどのような医療や介護を受けたいのか、受けないのか、本人の意思決定を尊重するという考え方です。しかし元気で過ごしているときに、急に最後の話をされても『その時にならないと分からない』周りも「最後のことを聞きづらい」と思ってしまいますよね。また急な病気や怪我等で状態の変化によって本人の意思が確認できないこともあります。

サンライトでは、看取り介護を行っております。日頃の何気ない会話や行動を観察、洞察してご本人の価値観、人生観を汲み取り、ご本人やご家族に確認して介護、医療、その他専門職と連携をとりながら、ご利用様がその人らしく生きて最後の時を安らかに迎えることができますよう、体制を整えております。

<Advance あらかじめ(事前)>あらかじめ将来に備えて今からスタート。

<Care 配慮、気配り、医療、看護、介護>医療、介護だけではなく、日々の暮らしから考えてみよう。

<Plnning 計画を立てる>決めることよりも対話をし計画を立てていく過程が大切。

ACPサイクル

①考えてみる 

自分はどんなことを大事にしたいか、どんな医療、介護を受けたいかなど考えてみましょう。

②信頼できる人に話す 

考えたことについて信頼できる人に話してみましょう。

③共有して残す(書き留める) 

考えたこと話し合ったことを書き留めてみましょう。

考えは変わります。①から③の作業を繰り返してみましょう。

迷ってもいい。決められないことがあってもいい。あとで変わってもいい。

分からない事があったら医師や看護師、ケアマネージャーや相談員にも相談してみましょう。        

出展:「私の思い手帳」東京都福祉保健局医療政策部医療政策課

まずは考えて見ましょう。

ご家族、知人の葬儀に出席された時、病気や怪我で入院された時、ご自身やご家族の先々を考えるきっかけは様々だと思います。

考えること、人に話し相談すること、書き留めること少しずつ実践していきましょう。

日常

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