5年後、10年後も変わらない生活を目指して!
人間の身体は年齢を重ねることで機能が低下していきます。また、使わないでいることでも低下していきます。
生活の中で歩いたり風呂に入ったり食べたりする等、使うことでこれらの機能は維持されます。
機能を維持するためには、続けることが大切ですが、ダイエット等と同様に続けることが難しいのです。現在、ユニットでは個別リハビリを利用者様の能力や残存機能に合わせて実施しています。(手すりにつかまってのスクワット運動や車いす上での足上げ運動)最初は一人ひとり個別で行っていましたが、今では「私もやりたい」等の自発的、意欲的な言葉も聞かれ、数人で輪になって楽しみながら行っています。
運動を続けるには、無理なく楽しんでできる事を日々の習慣に取り入れて行うことが大切ですよね。具体的な目標を立てて行うことも有効だと思います。
「よくならない」「変わらない」「効果がないから意味がない」と思われる方もいらっしゃるかと思います。「変わらない」と「効果がない」は同じではなく、「変わらない」のは悪くなっていないということです。5年後、10年後も今と変わらない身体機能を維持できる事を目標に、無理なく楽しんでいただきながらできるように個別リハビリを続けていきたいと思います。